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jnakamura3

錆処理

更新日:2022年9月23日

皆さんこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。


冷えのピークも終わったみたいですね。でも、油断せずに体調管理をしっかりと!


さて、自動車だけじゃなく機械の最大の敵は『酸化』


いわゆる錆ってやつですね。


この地球上では錆びない物質はありません。


金やプラチナなども錆びるといわれています。


一般的に錆びないといわれているステンレスも錆びます。ちなみに、ステンレスの語源はステイン(汚れ・シミ)がレス(ない) テストに出ますよ(笑)


逸れましたが、旧車はもちろんですが、車を維持していくうえで、この錆とどう付き合うのか?


ただ落とすとか、上からなにか塗ってしまえ!とかじゃなく、上手に付き合っていきたいもんですね。


そこで、サンク福岡サービスは錆びそのものを変化させようという結論にいたり、ちょっと加工をしていきます。


まずはこの錆。


だいぶ進んでいて、内側から浮きが出るほど。


まず、こういう錆は磨いて落とします。


そして、


とある処理を施します。


赤い錆をこうして『四酸化三鉄』という状態に持って行き、この膜を張ることで錆の進行を遅らせようということです。


出来る事なら、ネジやアームなどは交換したいのですが、古い車だとネジも手に入らないことも多いため、こういう処理をしていきます。


この処理が落ち着いてから、シャシブラックなどで塗装。


そうすれば、当分は酸素を遮断できるので、酸化を止められる。


レストアまでいかなくても、ちょっとしたことで維持はして行ける。


旧車オーナー様の強い味方です。

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