エンジンの進化
- jnakamura3
- 6 日前
- 読了時間: 5分
皆さんこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。
八女編 season3 episode7
日向神社を後にしてさらに山の中へ…
たどり着いたところは…
紅葉の綺麗な登山道…(笑)見晴らしも…
水墨画のような景色が(^^♪ いいですね♪
ここは、〒834-1401 福岡県八女市矢部村北矢部4015−1にあります『八女津媛神社』
八女と言う地名はここから生まれました。これも記紀神話に登場します。
長湯編で籾木八幡宮と言うのが出てきますが、籾木八幡宮で土蜘蛛、熊襲征伐の戦勝祈願をした景行天皇。
景行天皇は籾木八幡宮で媛を求めた謂れがあります。これが土蜘蛛征伐における政略なのか、この八女津媛と混同した話になっているのかはわかりませんが、景行天皇が関わっているのは同じ。
参道?よく染まってます(^^♪
※私は下の公民館に車を留めましたが、神社横に駐車場はあります。
到着(^^♪
パワースポットでもあるみたい。
鳥居の階段を上がれば境内。でも、その前に…
素晴らしい巨木!
そして本殿のあるお庭へ。
本殿の向かいにある大きくえぐれた部分が『神の窟』といい、神秘のスポット。
先ほど、記紀神話にと書きましたが、古事記には記述が少なく、日本書紀に多く書かれています。
そして、この八女津媛こそが卑弥呼ではないか?八女いったいに広がった集落が邪馬台国ではないか?と言う研究があるようですね。
景行天皇は実在が疑わしいのですが、実在したとすれば、時代考証的には同じ時代になる。ただ、決定的証拠がない。
卑弥呼の記述があるのは正史三国志の中の魏書 東夷伝のなかの倭人条。書かれたのは西暦280年頃。
文字のなかった日本に記録がなく、その記述に頼るしかない論争がずっと続いている。
浪漫なんだけど、解決を見たい気もする(笑)
想像の八女津媛像がこちら。
そして、この窟の隅に
上にある岩から滴り落ちるしずく。この水すっごい綺麗なんですよね~(^^♪
このしずくが落ちてくるのを狙って撮ってみます(笑)
40枚くらい撮ってみて、疲れて撤収(笑)
お参りもちゃんとして(^^♪
黒木から矢部村に入ると道が狭くなるので、いかれる方はくれぐれもお気をつけて(^^♪
さてさて、技術の進化はすさまじいものがあって、AIもすでに実用化。
AIによって人の手が要らなくなる職業も…
そんななかで、自動車ならばやはりエンジンの進化。
自動車に使われるのは内燃機関という部類の物。化石燃料を燃やして動力を得る。燃やすのはエンジンの中。
正確には、燃やすではなく、爆発させる。爆発によって得られる衝撃を回転運動に変えて走っている。
化石燃料が爆発すると、光と熱が生まれ、残るのは煤をはじめ燃えカス(笑)
この中から熱を利用している。この熱をどれだけ回転運動に変換できるか・と言うのが、
内燃機関の熱効率。
30年前、私がチューニングをしていた頃のエンジンの熱効率は、ガソリンで25%ほど。
ディーゼルで30%ほど。
使われなかった熱が、ラジエターから廃熱されていく。
この効率を上げようと生まれたのが、現在の輸入車の主流の直噴エンジン。
さらに効率を上げていくのに、センサーだらけになって、ちょっとなにかあるとすぐチェックランプが点く。
最近の車がよく壊れるのはこういう理由。
これによって、ガソリン車の熱効率は約40%まで向上。
30年前、2000ccターボのチューニングの限界は500馬力。いまや、700馬力に届こうかとしている。
ものすごいことなんですよね。
一方ディーゼルは?
ディーゼルもいろんなセンサーが付いたあげく、必要なかったスロットルが付いている^^;
これによりレスポンスがあがった。スロットルが付いていないディーゼルは、燃料の量を調整するだけだったんです。
ルマン24時間耐久でもディーゼルで総合優勝するほどのエンジンになりましたしね(^^♪
では、熱効率は?
すこし上がって35~38%だそうです。ガソリンにおける熱効率が上を行く現象が出てます^^;
さらに、日本の某H社やT車では50%超える効率のエンジンが出来そうなんだとか…
じゃ、ここで電気自動車はどうなのか?と言う話です。
内燃機を積んでいないということは、そもそも熱効率とは無縁では?と思いますよね。
実際は、バッテリーやインバーター、モーターの発熱がありますので、熱効率は存在します。
電気自動車は実に90%!
凄いですよね~って思いますか?
ちょっと裏を見てみましょう。
電気自動車は車載のバッテリーを充電して走るわけですが、その電気はどこで作りますか?
発電所ですね。
原子力発電も水力発電も火力発電も、電気を作るうえで熱を出しています。
火力発電の場合の熱効率は約40%前後…
それを電気自動車に加算すると、電気自動車の熱効率は約50%くらいになってしまう。
最終的に残るのはガソリンエンジンかな?^^;
などと思います(笑)
余談ですが、ガソリンを使うエンジンで、航空機のレシプロ。
現在はほぼ壊滅ですが(笑)
先の大戦中で例にとると、ゼロ戦の実戦投入最終型の52型。
エンジンは栄。
基本的な構造は自動車用と同じものですが…星型複列云々はおいといて…
実用回転数は約1500回転前後。よく回しても2000回転程度。
エンジンでプロペラを回して空気を搔き推力を得る。
プロペラの回転数と角度の問題があって、一定以上は効果がなくなるので、より多くの推力を得るために何をしたかと言うと…
それまでは集合させて下方に排気していたものを、カウル横から一本ずつ出す。
これによりロケット効果を狙う…推力式単排気管という方式。
じゃ、車のマフラーでも出来るのか?というと出来ません。
排気量が圧倒的に違うから。
栄の排気量は27,000cc
一般的な乗用車は1000cc~3000ccくらい
バスや大型トラックでも13000ccとか…
じゃ、ゼロ戦のそれは実際に効果があったの?
実測で15km/hほどの速度UPにはなったそうです。
いろんなこと考えるもんですね(笑)
これから登場してくる新型エンジンにどんな技術が組み込まれてくるのか?
楽しみです(笑)






















































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