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九州雛めぐり 飯塚ひいな

皆さんこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。


飯塚編 season1 外伝 伊藤伝衛門と柳原白蓮

コチラは福岡県飯塚市幸袋300にあります『旧伊藤伝衛門邸』


1911年、伊藤伝衛門が柳原白蓮との再婚の際に建てた自宅。現在国指定重要文化財になってます。

伊藤家は岡っ引きの家柄(仕事人の中村主水や、鬼平犯科帳の長谷川平蔵が同じ身分)


白蓮は伯爵柳原家の養子で、実母は江戸幕府 幕臣でアメリカへ通商条約の使者に渡った新見豊前守の娘。


どっちにしろ身分の差は激しかった。年の差も親子ほどであったため、新聞や世間では金で買ったなど叩かれた。


これに対して、伝衛門が反論をしたのは一度だけ。白蓮の願いはすべて聞き入れていたみたい。


ホントに惚れていたんでしょうね。


一方の白蓮は、家風を変えようと呼び方を変えたり朝食をパン食にするなど、家政婦さんたちとの隔たりを無くそうと努力。


双方並々ならぬ努力があったと思います。


現在一般公開されています。中へ入ってみましょう。

成金趣味で作ったのと違い、落ち着いているけど、ただものではない感じがひしひしと(笑)

応接室。玄関横デス。いろんな方が来られたんでしょうね~

ここ、廊下なんですけど畳です。なんでかっていうと、宴会で人が集まった時に部屋に入り切れないかたにも畳にあげたいということなんだそうです。


麻生大浦邸も同じように廊下は畳になっています(笑)


2/21日現在、九州雛めぐり 飯塚ひいなのお祭りが開催中です(^^♪

飯塚は他の地域と違って、派手さではなく、綺麗さにこだわているような印象。さげもんのエビがかわいかった(*´ω`)

すごいのが飾ってありますよ(笑)必見です(笑)もう笑いしかでてこない(笑)


飯塚ひいなの祭りと言えばコレ

大広間の人形飾り。今年のテーマは日本昔話。

弁慶と牛若丸。因幡の白兎 桃太郎。などなどたくさんいます🎵


白蓮の出奔により独り身となった伝衛門ですが、その後も炭鉱は経営し続け、麻生太吉に代わって嘉穂銀行頭取になったり、福岡の地銀No1の福岡銀行設立に貢献したりと休む暇はなかったようですね。


伝衛門は炭鉱夫との付き合いが上手かったのか、他の炭鉱よりはトラブルは少なかったみたいです。

昭和22年 12月15日。この邸宅で息を引き取ります。享年86歳。


伊藤家を継いだ八郎氏は後年こう語っています


『「・・父が胃潰瘍で天神町の別邸で療養していたのはその翌年の春か夏であったろう。前記の鉱区訴訟問題で苦悩していたのではないだろうか。更に私の勝手な想像を加えると継母と結婚して一年前後の頃に当たる。継母は継母なりに全く異質の地域と家庭に1人で嫁して大変な苦心があったであろうし、父は父として外見的には華やかな結婚をしたものの、継母と家庭、また家庭をとりまく周囲との間で大変な心労をしたのであろう。顔に出すものはいなかったであろうが、周囲の人々は1人としてこの結婚を内心祝福してはいなかったと思う。若い頃の父は表面にやさしさを出す様な処はなかったが、内心はナイーブな処があって、このことでも心労していたことと思う・・」

—伊藤八郎、『わが家の小史』1987年』


いろんなことを言われ続けるも我慢した炭鉱王は実はこんな人物だったんですね。



今年はお庭のライトアップもやっているので一度行ってみてはいかがでしょう。


駐車場は門の前に一つ。300円。他はわかりません(笑)狭い住宅街ですので路上駐車は絶対にしないように。

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